ヘゴが大変珍しく、なかなか手に入りません。少し簡単に解説いたします。

解説 |

茎が木化して5m程度になるシダ植物の総称。幹の頂点にある成長点から葉を束生し、ヤシのような樹形になる。熱帯の山地や亜熱帯に分布し、木生シダの優占する林分は中生代的な相観を形成する。木生になるシダはヘゴ科とタカワラビ科の種の一部で、日本にはヘゴ科のヘゴ、マルハチ、ヒカゲヘゴ、エダウチヘゴなどが分布する。ヘゴは、かつて伊豆諸島、紀伊半島、四国南端、宮崎南部、五島列島まで分布していたが、乾燥化など環境変化のため北限の各地で絶滅した。多湿の密林でないと更新できないためで、原生林の伐採などに対する抵抗力も弱い。ヘゴ科、タカワラビ科の木生シダはワシントン条約附属書IIに掲載され国際取引が規制されている。

ので、日本に持ち帰るためには、輸出許可書　がいります。飯田石材にも置いてありますが、数に限りがあり、売り切れる場合があります。